退職・転職ノウハウ

【保育士向け】退職届の書き方と出し方を解説します【辞めたい】

「保育士を辞めたい…」
「でも直接は言いづらい…」

株式会社や企業立の場合、「退職届を提出して」というところもあるかもしれません。

しかし、多くの場合は口頭で伝えたり、次年度の意向調査に書いたりするので、実際に退職届を提出することは少ないと思います。

とはいえ、直接は言いづらかったりしますよね。

また、辞める理由やタイミングによっては、証拠として文書を残しておいた方が有利なこともあります。

そこで、この記事では、保育士向けに『退職届の書き方&出し方』を解説します。

特に難しいことはありませんが、必要な物や、手渡しできない場合の郵送方法など、参考にしてください 。

【保育士向け】退職届の書き方と出し方

退職届を出すまでの流れ

大まかな流れは、以下の通りです。

  1. 封筒のオモテに『退職届』と書く
  2. 封筒のウラ(左下)に自分の名前を書く
  3. 退職届の本文を書く
  4. 自分の名前の下に印鑑を押す
  5. 封筒に入れる
  6. 渡す(郵送する)
ほいはぴ
ほいはぴ
書いて出すだけ!

退職届を出すために必要なもの

  • 白い封筒
  • 白い便箋
  • 黒ボールペン(熱で消えるのはダメ)
  • 印鑑(一応ちゃんとしたもの)

「辞めるときまでこんな面倒なことしなきゃいけないの?」と思いますが、なんとか耐えてください(100均でOK!)。

印鑑は、一応ちゃんとしたものにしましょう。 シャチハタ(スタンプでポンってするやつ)は正式な文書として認められない可能性があります 。

退職届けの書き方と宛名

まず封筒のオモテ面は、真ん中あたりに『退職届』と書けばOK。

ウラ面には、左下に自分の名前を書きます。

退職届の本文は、画像の通りに書けば大丈夫です。

ほいはぴ
ほいはぴ
手書きでもOK
保育士の退職届
  • 退職届
  • 私議(わたくしごとで恐縮ですが)
  • 辞めます
  • 辞める日
  • 提出日
  • 自分の名前と押印
  • 園名と園長名、法人名など

理事長や社長の名前は、必要だと思ったら書く程度でいいと思います。

最後に封筒へ入れてノリで留め、手渡しor郵送します。

ちなみに、『退職願(ねがい)』だと却下される可能性があります(あくまでお願いなので)。

『退職届(とどけ)』を出して、「この日までに辞めます」という意思を、しっかりと示してください。

退職届は誰にどうやって渡す?

退職届は園長へ

完成した退職届は、園長へ渡した方が無難です。

一般的な会社では、直属の上司である部長などになりますが、保育園の場合は園長で問題ありません。

主任に渡してもいいのですが、意思表示として弱いですし、「無くした」とか「園長に渡していない」と言われたら困ってしまいます。

保育園によっては、「主任に提出」というところもあるかもしれません。

退職届を手渡しする場合

もし手渡しできそうなら、退職届を直接提出します。

「ちょっと話をしよう」と別室に促されるかもしれませんが、説得が長くなりそうなら、「もう決めたので」とキッパリ伝えましょう。

ほいはぴ
ほいはぴ
念のために録音しておくと安心です

退職届を郵送する場合

こんなときは郵送がおすすめです。

  • 渡しづらい
  • 会いたくない
  • 受け取ってもらえない

特に、『受け取ってもらえない』『渡した日付をハッキリさせておきたい』というような場合は、『特定記録郵便』にすると確実です

ほいはぴ
ほいはぴ
郵便物を出した記録が残ります※運賃+160円

郵便局の窓口へ行って、「特定記録で」とお願いしましょう。

それでも「届いていない」と言い張るような園長なら『簡易書留』に。配達した記録も残ります 。※運賃+320円(重さによる)

特定記録郵便(日本郵政HP)
簡易書留(日本郵政HP)

まとめ:退職届を出して確実に辞めよう

解放された
  1. 封筒と便箋を買う
  2. 退職届を書く
  3. 手渡しor郵送する

保育現場では退職届が必要とされることは少ないと思います(特に社会福祉法人)。

しかし『退職届』を書くことで形として残り、証拠にもなるので、書いた方がいい場合もあります。

退職を申し出ると、ほぼ引き留められることになりますが、そこは強い意志を持って退職を貫きましょう。

説得されて退職を撤回した場合の多くは、「やっぱり辞めておけばよかった」と後悔することになりますからね。

ABOUT ME
ほいはぴ@中堅保育士
中堅保育士。ブラック保育園からホワイト保育園に移り、収入も働き方も安定。保育士が少しでも幸せな働き方をできるよう願っています。